『果て遠き丘』[ 春の日 ](八)8 もうここからは見えな……

もうここからは見えない茶席のほうを扶代は見上げる。近くで数人の若い男女がジンギスカン鍋を突つきながら、『知床旅情』を歌っている。 〈作品本文の凡例〉https://www.miura-text.com/?p=2463